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⑤ 生命エネルギー、オージャスを増やして内側から輝きだす



オージャスという言葉を耳にしたことはありますか?


オージャスとは、アーユルヴェーダで生命エネルギーのエッセンスと言われています。

オージャスが溢れている人は、内側からキラキラ輝き、生命力が溢れています。


その人が登場しただけで、その場が明るくなり元気になるような方っていらっしゃいますよね。

そういう人をオージャス溢れる人だよねとか言ったりしますが、キラキラ輝くオージャスは、誰でも作ることができ、そしてそれをどんどん増やしていくことができます。


今回はこのキラキラエキス、オージャスの増やし方をお伝えします。



まずは、オージャスができる仕組みを簡単にお話します。

アーユルヴェーダには体を作っている7つの構成要素ダートゥという考え方があります。

これは外側から取り入れた空気・水・食物が消化されて代謝され、


体液(ラサ)→血液(ラクタ)→筋肉(マーンサ)→脂肪(メーダ)

→骨(アスティ)→骨髄(マッジャー)→生殖組織(シュクラ)の順に体の組織を作って行く仕組みです。


そして滞りなく代謝され生殖組織を生成した後、そこからオージャスが作られます。

オージャスは体に必要な要素がすべて作られた後に最終的に生まれる生命エネルギーです。


なので、取り入れた食べ物をきちんと消化し、それぞれの構成要素で変換していく力も必要となっていきますし、

何よりも大切なのは、やはり体をつくっている大元である、食物や空気や水ですね。

取り入れるものと、それを変換する力。



では、それに合わせてどのようにオージャスを増やしていくかをあげていきますね。


- 生命エネルギーあふれる新鮮な食材を頂く。


- 消化しやすく、栄養のバランスのとれている食事を頂く。


- 作り立ての食事を頂く。


- 落ち着いた雰囲気で座って味わいながら食事をする。


- 食事中は食事に集中して、よく噛んで食べる。


- 白湯をとる。


- 食物が完全に消化されるまで、次の食事はとらない。




生命力あふれ喜びあふれる人生


食事の取り方では、以上のようなことが上げられますが、心の持ち方も大切です。


正直でいることや、否定的な感情を貯めない。

心身にいらないものは手放し、いつも軽やかに保つ。感謝すること。

ヨガのヤマ・ニヤマに通じますね。サットヴィックな心身をイメージされるといいかと思います。 


また、食事の他に外から取り入れるものに、空気があります。

ヨガでいうところのプラーナ、新鮮でエネルギー溢れるプラーナを取り入れることもオージャスを増やす秘訣です。


すでにヨガをされている皆さんは、ヨガを始める前よりも自分が穏やかでいられていたり、顔色がよくなっていたり、内なる喜びを感じていたりと、オージャスが増えていることを実感されている方もいらっしゃると思いますが、ヨガで気持ちの良い呼吸をしながら、新鮮なプラーナを体中に巡らせているからかもしれませんね。


また更にオージャスを増やす秘訣は、新鮮でエネルギー溢れる食事を頂くのと同じように、新鮮でエネルギー溢れるプラーナを取り入れること。


それは大自然の中に身を置いてみることです。


そこで深呼吸をたっぷりして新鮮な空気を取り入れる。

時には都会の喧噪から離れ、緑々した木々に囲まれた大自然に身を委ねてみたり、マイナスイオンたっぷりな海に行ってみたり、サットヴィックなエネルギー溢れる自然と戯れることもオージャスを増やす大切なポイントです。


秋の行楽シーズンに向けて、大自然の中でヨガをされてみてはいかがでしょう。

更に内側から輝きだし、生命力あふれ喜びあふれる人生となります。

みなさんのオージャスが増えたら、それが周りにも広がり、地球のオージャスもアップしていきそうですよね。

オージャスライフ、ぜひぜひたのしんでくださいね。



(momoyo先生コラムより抜粋)






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